佐渡島の洋梨「ル レクチェ」

佐渡は不思議な島です。


海洋性気候のため、新潟県ではあるけれど、気候は思いのほか温暖で海の幸、山の幸が豊か。特にフルーツは、みかん、レモンからりんごまで収穫できる多様性のあるところなのです。


そんなわけで佐渡は、越後ひめ(いちご)、おけさ柿、黒イチジクなど、数々の貴重なフルーツの産地ですが、中でも洋梨「ルレクチェ」はひときわ有名です。



高野さんは、“ルレクチェ” や “おけさ柿” で有名な羽茂町で、23年前から洋梨作りを始めました。最初の頃は、役所勤めをしながら作る兼業でしたが、そのうち洋梨1本でやるようになり、現在は43アールもの畑で洋梨を育てています。



私たちが高野さんの畑に伺った10月は、なだらかな斜面に広がる畑に袋がけしたルレクチェがたわわに実っていました。まだ、収穫期ではないけれど、実はとても大きくて立派です。



聞けば1本の主幹を伸ばしていくのではなく、4本の主枝を四方に伸ばす「高野式」という独自のやり方を考案したため、大きな実がつくようになったそうです。普通なら1本の木に1000個実るそうですが、高野式の作りだと、250個しか成りません。



「その分、大きくて甘く香りのいい洋梨ができるんです。大きいのは1個1kgくらいのものも」と高野さん。



羽茂は、やせた土地。「果物は厳しい土地の方が美味しい」と高野さんは言います。最近は、空気感染をする褐色斑点病になってしまう洋梨もあるそうですが、除草剤などを使うのはいやなので、春先は木の下が一面タンポポだらけ。秋にはルレクチェの落葉を拾い集めて敷きつめるそうです。



洋梨は収穫してから40日かけて追熟し、糖度を約16度に上げてから出荷します。「香りのよいうちに食べるのが一番美味しいです」とのこと。



なんとも言えない芳香、ジューシーで甘いルレクチェはフルーツの女王とも言えます。家でも楽しみたいですが、美味しいフルーツの好きな方へのギフトにも最高です。


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