大分・熊本デトックス旅 2018春(1)


はな組は、日本の良きプロダクツをブログとECコンテンツで発信するだけではない。お笑いのユニットでもない。「体験を共有する」ということを大事にしたいのである。そして「行きたいな、そこ!」と思う方たちと行くツアーは、はな組の大きなミッションである。



はな組のツアーの特徴は、なかなか行けないところに行き、体験できないことを体験することに重きをおく。そのために知り合いのコネを最大限使わせていただき、ここでしか味わえない、一生忘れない楽しい旅をするというのがコンセプトだ。



ということで、はな組のツアー第1弾は2018年4月14〜16日、大分・熊本へのデトックスツアーを主催した。

このツアーの主旨はこんな感じ。

大分・阿蘇の麓で、地熱料理を30年以上にわたって研究している山口怜子さんの別荘にステイし、秘湯に浸かり、名物のふぐをいただき、小鹿田焼の里を尋ねる、その他大分のさまざまな魅力をご案内するという欲ばりなツアーである。


このツアーの一番の目玉は、山口怜子さんに会いに行き、そのお料理をいただくことである。

怜子さんは、「庭のうぐいす」などで有名な福岡の山口酒造の奥様である。

ポジティブかつアイデアとウイットに富んだチャーミングな女性。画期的なキルトの作家、料理の達人、地熱料理のパイオニアである。



阿蘇の麓に古民家を移築した素敵な別荘を持っていて、毎年春秋に1週間くらい知り合いに解放していらっしゃる。

訪れる人々は、自然に囲まれたセンスの良い古民家で、美味しく身体に良い食事をいただき、怜子さんと語らい、お酒を飲み交わし、周辺にたくさんある秘湯にゆったり浸かり、と究極のデトックス&リラックスタイムを過ごす。



前から「うちのヴィレッジにいらっしゃい」とお誘いを受けていたが、昨年秋に相棒のなすかわと行き、その料理や保存食の素晴らしさを再認識した。そして、はな組のツアーを作ってこの魅力をご紹介しなくては、と思った次第。

昨秋に行った時「山菜が採れるので、またその頃にいらっしゃい。春に山菜を食べてデトックスするといいのよ」とのお話をいただき、初めてのはな組ツアーは「ここだね!」と企画し、開催した。



●大分デトックスツアー

具体的な大分ツアーについては以下の通り。


4月14日

早朝0805発の飛行機で約1時間半飛ぶ。大分空港着。


集合したのは、東京からきみえさん、真澄さん、私たち。大阪からしげよさんが参加。みなさん、一人参加なのが大人のツアーである。

大分空港に着き、出口でしげよさんを待っていると、何やらざわざわしている。どうやら、有名人が来ているみたいだ。と、真っ赤なマフラーを垂らしたアントニオ猪木氏が出てきたではないか。思わず、応援の掛け声をかけたいが、ここはリンクではない。周辺の何人かは、猪木氏と写真を撮りたいと駆け寄っていくが、猪木氏はいいよという感じで一緒にスマホで撮影されていた。いい人だ。

のっけから全員なんとなくテンションが上がる。



空港から、約1時間〜1時間半で大分市内へ。少し早めだが、いきなり大分で昼食である。もちろん、ここまで来たら食べずには帰れない「ふぐ」コースを堪能するのである。



厚めにスライスされたてっさをど〜んとたっぷり出され、一同、「あ〜〜、幸せ」のため息。身だけではなく、ピュルピュルした皮もたっぷり。

ふぐの唐揚げに続き、ふぐちりも大盛りで出てくる。しかもふぐの目玉つき。これはコラーゲンの塊ではないか?最後の雑炊まで新鮮なふぐならではの味わいを満喫した。みなさん、心なしかお肌がツルツルしてきたような気がする。



なすかわは、昼からひれ酒を頼んでご機嫌だ。あれ、私たちはご案内する係じゃなかったかな?と、思ったがあとの祭・・。



すっかりゆっくりくつろぎ、その後「帆足本家」に行く。


昔の庄屋で蔵元でもある大きなお屋敷をそのまま保存し、中の貴重な文化材を見ることができる。それだけでも充実しているのに、さらに敷地内には、雰囲気の良いレストラン・カフェ、しゃれた大分産のお土産のセレクトショップやオリジナルのお菓子などを販売している。


見どころ満載すぎて、建造物の中を案内していただき、お土産を物色しているうちに、時間はどんどん押して夕方になってしまった。



これから急いで、秘湯温泉に浸かり、山口さんのヴィレッジで宴会&お食事、そして宿泊するのだ。

車は夜道をひた走り、日本一の打たせ湯があるという「筋湯温泉」に着いたのはもはや真っ暗になってからだった。

自動販売機でチケットを買い、ぞろぞろと入館する。

超秘湯!



何本もどうどうと豊かな湯が大量に落ち続けているので、中は湯気もうもうで何も見えない!入ったはいいが、身体を洗うシャワーはない。シャンプーも石鹸もない。入館する人たちは、ひたすら温泉に浸かるのである。渋い、渋すぎる!

さっと洗い、一同打たせ湯にひたすら打たれる。お互いに初めて会う人たちがいきなり裸でひなび切った温泉に浸かるのである。これで距離は一気に縮まる。

ここに着いた時は、

「なすかわ、秘湯すぎないか? 今回参加した方達はみなさん、エレガントなマダムやキャリアウーマンだよ〜。」とひそかに心配したが、さすがみなさん大人。

この秘湯っぷりをむしろ楽しんでいらっしゃってほっとする。

中でも真澄さんは、髪を濡らしたくないとシャワーキャップをつけたまま、頭から打たせ湯に打たれている。全員滝打ち修行をしているようだ。その風景は、なんというかちょっと時空間を超えて昔にタイムスリップしたよう。

正しい秘湯に入って温まったところで、いよいよデスティネーションのヴィレッジへ向かう。



●山口さんの身体にやさしいお料理をいただく

真っ暗な山の中、地蔵原にあるヴィレッジに到着。山口さんと、お料理のアシスタントの繁田さんが迎えてくださる。いよいよこれからがメインの「ゴールデンディナータイム」である。

お酒はもちろん山口酒造のお酒である。期間限定の春の「はな冷え」で乾杯!



どぶろく、だるま、特製の甘酒もある。



ワラビとごぼうを酢味噌で。


次は山菜の一皿。

たらの芽とヨモギの新芽の天ぷら。春よもぎはヨモギは根っこをつけたまま天ぷらに。

わけぎと掘りたてたけのこのおひたし。

たけのこは皮を付けたまま地熱で3時間蒸したもの。


無農薬野菜のサラダ。


メバルの煮付け。


地熱で煮込んだ鹿肉のトマト煮。


チアシードとナマコ、キウイを入れた卯の花。


すべて滋味深い味であって、てらいは一切ない。

あさりとみつばのお吸い物、湯布院の方で作っている完全無農薬の炊きたてごはん。さらに40年ものの梅干しも登場。


デザートは手作りのカカオのお菓子とロバのクッキー、コーヒー。


さりげない、でも、素材や調味料を吟味しているので、食べると美味しくて、身体が芯から喜ぶ、そんなお料理が次々に出てくる。

そして、怜子さんのぶっ飛んだエピソードの数々は会うたびに、新しいネタが続々と出てきて、本当に面白くて、このお話とお料理、そして空間が相まって居心地の良いことこの上ない。

大分のツアーのメインは怜子さんに会い、怜子さんのごはんをいただくことだ。楽しくて美味しくて、さんざん笑って修学旅行の時のように、別棟の部屋に分かれて就寝する。つづく

はな組 公式サイト

「はな組」とは、編集者・博多玲子と、ライター・名須川ミサコの2人で始めた地方活性応援ユニット。地方の魅力を伝えるべく全国各地をまわり、“ニッポンのお宝” と言える美味や手仕事を発掘。それらをイベントやホームページ、ECコンテンツなどで伝えています。

0コメント

  • 1000 / 1000