大分・熊本デトックス旅2018春(3)

4月16日


今日の朝食は、おめざに青梅のシロップ煮から。昨日の夕食の席で「チャーハンの上にこの地卵の目玉焼きをのせると美味しいのよ」という話から、みんなで「わ〜、それ美味しそう。それ食べたい!」とお願いしたものがメイン。



その他、焼いた豆腐に自家製の醬をのせたり、青菜のおひたし、蒸気で蒸したおいもに自家製の七味みそ、おからの甘酢和え、お味噌汁などちょこちょこと小皿料理が出てくるのがまた、楽しい。


食後は、記念撮影大会。


ヴィレッジを後に、スピリチュアルスポットの熊本県南小国町にある「押戸石の丘」へ。




大パノラマが広がる山頂一帯に、シュメール文字が刻まれた石や、ピラミッドの形をした石が点在する。草原にポツンポツンと巨岩のある風景は不思議でいかにもパワーがありそうだ。



冬至の日には夕日が巨岩と巨岩の間に沈むという。考えられて置かれた岩なのだ。みんなで、大きな岩に触れ、太古のパワーをもらって元気になった。



その後、待望の地熱研究所に行って、地熱料理の現場を見て、そこでお料理したランチをいただく。研究所はヴェレッジから車で20分ほど。街全体にボンボンと温泉の湯けむりが上がる、熊本県と大分県の県境、岳の湯温泉にある。



研究所はシンプルな作り。蒸気で料理ができる釜が屋外に3個設置され、中はキッチンが主体になっている。奥には、温泉と宿泊もできる部屋がある。怜子さんは独自のアイデアで温泉から出る盛大な蒸気を使って何かを作ろう、と「地熱研究所」を立ち上げた。




その根底には「もったいない」という日本の美徳がある。地熱は、自然の贈りもの。そのエネルギーを放置しておくのはもったいない。何かに生かせないか、とあれこれ蒸気で蒸して作ってみた。そうしたら、温泉の蒸気はたくさんのミネラルほかの成分を含んでいて料理を美味しく仕上げる優秀な調味料でもあったということがわかった。



そこから、また、料理の発想は広がる。朝食のパンケーキに入っている根菜の粉は、蒸気で蒸して作ったものだ。地熱ではないけれど、大きな実を残して摘み取った小さなイチゴや梅などを廃棄せずコンフィチュールにしてにしていただく。摘果したものを全て捨てるなんてもったいない、何かに生かせないか?というアイデアを考える。



こうして、怜子さんは地熱料理を30年以上研究してきた。研究所には、蒸気で蒸した乾物食材もたくさんストックされている。ナマコもアワビもここで蒸して乾燥させたものだ。



今日のランチは、とれたての新玉ねぎや里芋を蒸したもの、マコモダケの干物、中華肉ちまき、排骨でとった豆腐入りスープ、蒸し卵、丸鶏を酵素でマリネしてから地熱蒸ししたものなどをいただき、一同大満足。



この後、怜子さんは「そうだ、近くの湧き水のところにクレソンが自生しているから、それをとりに行きましょう。お土産に持って帰れば?」と言って案内してくださった。一面、クレソン畑。こんなに見事なのに誰もとる気配がない。たくさんとって、みんなで分けてお土産に持って帰る。



ヴィレッジには、韓国から宮廷料理の人間国宝の人たちも定期的に来訪する。ここから学ぶことはとても多いと言っているという。そんな話から次回はこのメンバーでその人間国宝の方がやっているソウルの宮廷料理を食べに行きましょう、という話になった。。このノリの良さがすごい。さすが、チャンスの女神は前髪しかないからつかまないとね、と言いあったメンバーだ。後日、全員ではないが、ほぼ全員が韓国に集まったのでした。それはまた後日。



日本には、自然が多く残り、それは素晴らしい財産だ。その宝ものを残し、これからも存続させることは、次世代に残せる大切なものではないか。それを実践している怜子さんのヴィレッジにみなさんをお連れできて本当によかった。



はな組のツアーはこんな風にして続行していきます。


はな組 公式サイト

「はな組」とは、編集者・博多玲子と、ライター・名須川ミサコの2人で始めた地方活性応援ユニット。地方の魅力を伝えるべく全国各地をまわり、“ニッポンのお宝” と言える美味や手仕事を発掘。それらをイベントやホームページ、ECコンテンツなどで伝えています。

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