今が旬!! ビタミンカラーのお野菜を岩手から


見ているだけで元気になってくるビタミンカラーのお野菜たち。これらは岩手県北上市の、北上川流域の肥沃な土壌で育まれています。



作っているのは「うるおい春夏秋冬」さん。家族経営の農家さんです。紅葉真っ只中の11月半ば、「うるおい春夏秋冬」さんにお訪ねすると、息子の高橋賢さんが裏の畑へと案内してくれました。



畑のすぐそばには、北上川が流れています。この時期はにんじんやキャベツなどが植えられていました。畑の土は驚くほどふかふかで、まるでお布団のよう。履いているスニーカーがズボスボと沈んでいきます。



賢さんは畑の中から1本、2本とにんじんを引っこ抜いて見せてくれました。それらは赤や紫、黄色など、すべて違う色のにんじん!!



「生育スピードがそれぞれ違うので、時期を揃えて収穫するのは実は難しいことなんです」と賢さん。色彩豊かなにんじんや大根、サヴォイキャベツ、フィノッキオ、トレビスなど、多品種を育てていることが「うるおい春夏秋冬」さんのウリ。そして売り方にもちょっとしたこだわりがあります。



「自分が作った野菜なので、食べている人の顔がわかるというのがモチベーションになります。だから飲食店で使ってもらったり、産直やマルシェなどで対面販売したりして、お客様とつながっていたいんです」



そう語る賢さんの経歴はちょっと変わっています。上智大学を卒業し、「人に喜んでもらえる仕事がしたい」と、アルバイトの延長でそのままお寿司屋さんに就職。10年間働いたのち、一旦は岩手に戻って会社員になりますが、リーマンショックで不景気になり、会社を辞めて中国語を勉強しに中国へ。1年後に帰国したあとは、寿司職人と中国語の両方が活かせる羽田空港のお寿司屋さんに就職します。ところが、東日本大震災が起き、これをきっかけに賢さんは岩手に戻って農家を継ぐことを決めます。



 野菜を大量に作り、流通にのせて大量に販売すれば効率よく儲かります。けれどそれでは「面白くない」と賢さん。多品種を栽培して、顔の見えるお客様に、ひとつひとつ丁寧に売っていく。



「飲食店の方にとってみれば、毎日いいものを少しずつ欲しい。自分も寿司屋で働いていた時に、毎日築地に行って仕入れていたので気持ちはわかります。だから、多品種を少しずつ販売するというのは手間もかかるし面倒なことなんですが、そういうのに対応できるというのが自分の強みかなと思っています」



 賢さんとお話しすると、気持ちがほっこりしてきます。それは、賢さんが気持ちの優しい方だから。ここのお野菜たちが美味しいのも、きっと賢さんのあたたかさが伝わっているからなんだなって思えるのです。



「うるおい春夏秋冬」さんのお野菜は、新鮮で力があるので、できるだけ手をかけないで召し上がっていただきたいです。生のまま、また、シンプルに焼いただけ。硬めにゆでだけでその美味しさを味わえます。ぜひ、どうぞ!

お申込みは、hanagumi web storeから。

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「はな組」とは、編集者・博多玲子と、ライター・名須川ミサコの2人で始めた地方活性応援ユニット。地方の魅力を伝えるべく全国各地をまわり、“ニッポンのお宝” と言える美味や手仕事を発掘。それらをイベントやホームページ、ECコンテンツなどで伝えています。

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