マダム玲子の うちごはんレシピ にんじんラペ

「時間が美味しくしてくれる」というのは、一つのテクニックです。時短料理が人気ですが、時短だけでは美味しさが出ないものもたくさんあります。手間はかけないけれど、そのぶん時間を味方につけるとずいぶん食生活のクオリティは上がります。


そして「時間が美味しくしてくれる」には2つの方法があります。一つは「作りおき」。保存性のある料理を仕上げて作りおくこと。もう一つは、「漬け込む」。西京漬やシャリアピンステーキなど素材に下味をつけておくこと。それを焼くなどして仕上げると、美味しい料理ができます。使わない手はありませんね。




◆にんじんのラペ

「作りおき」のために時間と労力を使いすぎるのは避けたいので、簡単で美味しいものしか作りません。このにんじんのラペは、簡単に作れて美味しく食べられる1品です。3〜4日は保存可能で、前菜や、グリーンサラダに、サンドイッチにと便利に使えます。簡単ですが、美味しく作るために少しのコツがあります。


このにんじんのラペには、調理器具「しりしりスライサー」があると便利です。沖縄料理のしりしりを作るための道具で、白木にブリキの刃のついた素朴なものですが、肩の力を抜いてスライスすると、不揃いな長さの細くて情けないせん切りになります。この情けなさが大事で、こうするとドレッシングがしみこみやすいのです。


<材料> 作りやすい分量

にんじん 2本

オリーブオイル大さじ3〜4

レモン汁 大さじ1(白ワインビネガーでも)

塩 約小さじ1

胡椒 適量


<作り方>

1 しりしりスライサーでにんじんをスライスする。にんじんから水気が出たら少しだけしぼり、オリーブオイルを入れて全体をなじませるように混ぜる。にんじんはオイルを吸うので、だいたい大さじ3〜4くらいの見当で入れる。


2 全体にオイルが回ったら、レモン汁または白ワインビネガーを加えて混ぜる。レモン汁はさわやかな仕上がりになり、白ワインビネガーは酸味の効いた味になる。


3 塩胡椒で味つけする。

*半日以上おくと味がなじんで美味しい。

*好みで、ローストしたくるみ、クミンシード、ドライレーズンなどを加えると変化がつく。

はな組 公式サイト

「はな組」とは、編集者・博多玲子と、ライター・名須川ミサコの2人で始めた地方活性応援ユニット。地方の魅力を伝えるべく全国各地をまわり、“ニッポンのお宝” と言える美味や手仕事を発掘。それらをイベントやホームページ、ECコンテンツなどで伝えています。

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