はな組大分ツアー 1日目


はな組大分ツアーは昨年に続き、2回目である。今回ご参加の方は7名(これで定員なので満員)。ここのメインは地熱料理研究家の山口怜子さんの古民家別荘に宿泊して、地熱料理とは何か?地熱がバンバン出ている研究所に行き、半端ない湯気を体験し、怜子さんのお話を聞きながら、地熱料理の数々をいただくことだ。



が、しかし、はな組のツアーはよくばりツアーである。有名な観光地はあまり行かず、ちょっとみなさん行かないよね?というところをコースに組む。これは主に秘境好きな名須川の趣味の域ではあるが、行くと絶対おもしろい!他では決して味わえない楽しさ満載のツアーになるのである。



しかも今回は、さらによくばりな行程である。大分でもあまり観光客が行かない東部の国東半島を回り、別府の素敵な温泉宿に宿泊。翌日は、JR九州の「或る列車」というスウィーツを楽しめる列車にも乗り、山口さんの別荘へ。地熱料理、古民家宿泊を楽しみ、日田、小鹿田、玖珠町などまで回るという充実の2泊3日のツアーなのである。



<6月29日>

朝、大分空港集合。雨のため、視界が悪く私たちの飛行機はなかなか着陸できなかった。が、なんとか小一時間後に着陸。聞いたら、我々の前の飛行機は名古屋へ引き返したという。名古屋に行ってしまった方達には申し訳ないがよかった〜。



早速、貸切りバスに乗り国東半島観光へ。まず、両子寺(ふたごじ)へ行き、そこからドライバー古林さんのアドバイスで国宝の富貴寺へ。両子寺は堂々とした伽藍のある寺で素晴らしかった。



しかし、次の国宝の富貴寺にはさらに驚いた。古い木造のお堂自体が国宝なのだが、中に入ると、うっすら残った絵がすごいのだ。なんと!平安時代の宇治の鳳凰堂に描かれたようないろいろな仏様たちがいる。楽器を持った仏様、踊っている仏様、これがごくあっさりと無防備にある。



ちょうど、地元のおじさんでガイドのようにここの説明を詳しくしてくれたのだが、「私たちが子供の頃はここは村人たちの会合に使われることが多かった。子供達はこの柱によじ登って遊んでいたものだよ。」そうである。国宝なのになんとのどかな国東!と思う。



昼食時になったので、こちらの名物「だんご汁」をいただく。これも古林さんのリコメンドだ。こちらの郷土食の「たんご汁」と「やせ馬」を食べないと、とおすすめされたのだ。「だんご汁」はすいとんのようなもの、「やせ馬」はすいとんをきな粉と砂糖でまぶした素朴なおやつ。どちらもとても美味しかった。



その後、熊野磨崖仏へ。昔ここにきたことがあるが、石段が数多くてきつかった。その頃はなんとも思わなかったから若かったんだな〜。雨が続いているので、苔むした石段はツルツル滑りそうである。みんなで注意しながら登る。



磨崖仏はデカい。そして、韓国の石仏みたいに比較的平らでのどかな顔をしている。おかげさまでここまでみなさんと来られました、とありがたく拝んで降りる。華奢なムッシューOさんは昼食時に一人コップ酒を楽しんでいたので、ちょっと心配だったけどよかった〜。



その後、神社の中の祖先、宇佐神社へ。緑が深く、とてもきれいな神社だった。

なんとなく、上賀茂神社に似ているように思った。ちょうど、蓮がきれいに咲いている池があったのだが、ここも由緒ある池だと後日知り合いのお坊さまが教えてくれた。



しかし、今日のおもしろさ一番はドライバーの古林さんだった。何しろ運転しながら国東半島のこと、お寺から何から半端ない知識でしゃべりっぱなし。お寺や神社に着くと、一緒に来てガイドをしてくれる。



その元気はどこから?と聞くと、なんでも水素水を日常的になんでも使っているからかなと。飲んだり、料理に使うのはもちろん、お風呂も水素水、畑で野菜やフルーツを作っているが、それにも水素水を撒くと、素晴らしく育つのだそうだ。健康オタクの名須川はすでに使いたそうだった。笑 そんな古林さんのおかげで私たちは楽しい国東半島観光をすることができた。ありがとうございました〜。



本日の宿、別府の「サリーガーデン柳屋」へ。ここは古い宿をセンスよく使えるようにしていて、大好きな宿だ。地熱で自炊できるような昔ながらの湯治宿でもある。


夕食前にここの温泉、もしくは近所の鉄輪温泉の蒸し湯など、皆さん好き好きに一風呂浴びていただく。その後集合して夕食は、飲食街へ出て宴会。今年の春から別府に移住した青木絵麻さんに「縁がわ」という美味しいお店を教えてもらい、絵麻さんと息子の宗ちゃんも一緒に賑やかに食事する。新鮮な刺身、鱧、鶏などこちららしい料理で盛り上がった。その後、繁華街のワインバーにみんなで移動して1杯飲んで帰る。別府には雰囲気のあるお料理屋さんやバー、スナックがたくさんあってまたゆっくり来たいなと思う。(つづく)

文/博多玲子

はな組 公式サイト

「はな組」とは、編集者・博多玲子と、ライター・名須川ミサコの2人で始めた地方活性応援ユニット。地方の魅力を伝えるべく全国各地をまわり、“ニッポンのお宝” と言える美味や手仕事を発掘。それらをイベントやホームページ、ECコンテンツなどで伝えています。

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