富山から旬の山菜をお届けします!!


娘が嫁いだ富山の南砺市に16 歳の愛犬ジャッキーと一緒に来てはや10日以上がたった。

最初の2、3日はあまりに東京で疲れていて、ほとんど何もせず、こちらが静かなので熟睡していた。が、日々ごはんの支度をして、掃除と洗濯、整理整頓をしているうちに元気になってきた。少しずつ、車の運転もするようになり、買い物や大好きな眺めのよい温泉「ぬくもりの郷」に行けるようにもなった。


今、このへんは桜がとてもきれいである。

道なりにずっと咲いているソメイヨシノの並木もあるし、山にポツポツと咲いている山桜もある。全体にホワッとした雰囲気なのもいい。

でも、コロナのせいなのか、花見をする人はほとんどいない。



 最近は、犬の散歩がてら、近くの湯谷温泉の近くにあるクレソンとセリを採りに行くのが楽しい。

近くの湧き水のあたりを山菜名人のイチロウさんが所有しているので、囲って栽培しているのだ。クレソンはきれいに澄んだ水が流れているところを好むので、ちょうどよかったのだろう。柔らかくてそれはみずみずしいクレソンが採れる。

ついでに、すごい水量の湧き水を飲んでみたら美味しい!さっそく汲んできてお茶やコーヒーを淹れたら、すっと澄んだ味がする。水って大事とわかる。

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そして、娘のかなこの家の前の山からうぐいすが鳴く練習をしているのがわかる。ケキョケキョと鳴いているのが何日かたつと、ほーほけきょと鳴けるようになる。かわいい。

 イチロウさんに山菜を採りに連れてってもらった。山に行く時用の軽バンに乗せてもらい、林道を走ること20分くらいか。両側が山林の山頂のあたりで「この両側にコシアブラがたくさんあるよ」と言われて車が止まった。山に入る前に大きなポケットのあるエプロンをするようにと言われる。カンガルーのお腹みたい。とった山菜はこの大きなポケットに入れるのだ。とても便利なエプロン!


それから、山林の中で、下はクマザサや枯れた雑草が生い茂っているケモノ道をイチロウさんに先導されて歩く。途中でトゲのある野ばらなどがあるから注意しないと足を取られそうだ。

「ほら、この辺はコシアブラの木がたくさん。まだ、2日ほど早いから小さいけど、少し大きめのものなら大丈夫だから、とってごらん。」と言われる。



かなこと私は少し離れてそれぞれで探す。あったあった、つるっとした白っぽいグレーの細めの幹の先端に若緑のコシアブラの芽がついている。トゲのないタラの芽の木のようだ。芽はガクごと折るとポキっととれる。



おもしろい!夢中になって探す。目が慣れてきて、木は結構見つかるけど、先端についている芽のちょうどいいのは、先に来た人がとって行ったのか、まだ小さいものがほとんどだ。でも、芽が少し大きくなっていたり、ラッキーなことに葉がいくつかに分かれるくらい育ったものがたまにある。それを探すのは本当に楽しい。植物性狩猟民族になった気分でワクワクしながら探す。

富山一の山菜採り名人のイチロウさんは、いつの間にか、姿を消している。すごいスピードでかなりの傾斜を下ってとっている。名人はやはり違う。

コシアブラは基本的に日当たりのいい斜面にあるのだそうで、ある程度かたまって何本か生えていることが多いらしい。

「ここはもうおしまい。次に行こう」との名人の一声でまた、車に乗って林道を今度は下っていく。高い山のてっぺんあたりに来たと思ったけれど、標高は200mくらいだそうだ。すぐに車は止まり、「この両側に木があるから、このまま100mくらい歩いて下って探してみて」と言われる。両側を注意してみていると、クマザサの合間に少し高いひょろっとしたコシアブラの木が見える。「わ〜、あるある」と思って夢中で傾斜を下ったら、柔らかくてフカフカした地面にズボッとハマる。左足がももまで落ちるくらい深い。「わ、これなんだ〜。すごい穴だわ」と言っていると上の方から「それはイノシシが掘った穴だ」と名人に言われる。イノシシ、すごい!なんというパワーだろう。

 さらに探したが「まだ、小さいな。晴れて天気のいい日があと2日続いたらかなり大きくなると思うよ」と言われてコシアブラ採りは今日はこれにて終了。



その後、わさび菜を採りたいとかなこが言い、今度は山を降りて、小さな湧き水の川の傍にある湿地に生えるわさび菜を採りに行った。

わさび菜をとるときは、根っこまで取らないようにすること。そうしないと翌年生えてこないから。でも、柔らかい土のところに生えているから、引き抜くと根っこまで取れそうになる。ちょっと日陰でジメジメしたところの方がわさびが育ちやすいのか、渓流沿いの斜面にところどころきれいな若緑の葉が群れている。そして、小さな白い花が固まって咲いている。可憐な花だ。


摘むと、とてもやわらかい。東京のスーパーで売っているわさび菜とは大違いだ。それは他の山菜にも言える。野菜はとれたてが美味しいのは当たり前だけど、山菜や野草はさらにそう思う。

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夕方に、コシアブラはたまたま戻したキクラゲと一緒にさっとごま油で炒め、塩だけで味付けした。それを玄米ごはんにのせて食べたらすごく美味し買った。



他に、コシアブラをさっとおひたしにして、オリーブオイルと塩で食べても美味しかった。



ベーコンと一緒に炒めてパスタにしてもよさそう。コシアブラがまだ小さかったのでそうしたが、大きくなったら天ぷらが最高に美味しい。


コゴミもいただいたので、胡麻酢和えにした。



わさび菜はザクザク切って70~80度の湯をさっとかけ、繊維をこわすように叩き、冷凍庫に入れると辛味が引き立つそうだ。

これは、おひたし、今日のお昼の明太子のスパゲッティにのせてもアクセントになって美味しかった。


摘みたてのクレソンは、そのまま新タマネギやトマトと一緒にサラダにする。オリーブオイルとレモンと塩だけで美味しい。さっとベーコンと一緒に炒めても美味しいとご近所に住む光徳寺の奥様のまりさんが教えてくださったので、今度やってみようと思う。



はな組では、この時期にみなさんに採れたての美味しい山菜を楽しんでいただきたく、山菜セットを作りました。

内容はその時に収穫できた山菜3〜4種。湧き水で育つクレソン、セリ。

あと、自慢の梅干しとふき味噌をセットにしてお届けします。


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https://hanagumi-store.com

 

◆山菜セットA  3,300円(税別)

<内容>

山菜セット3〜4種類 ✖️ 1パックずつ

セリとクレソン ✖️ 1束ずつ

ふき味噌(90g) ✖️ 1パック

きくいばあちゃんの梅干し(250g) ✖️ 1袋

※山菜は、タラの芽、こしあぶら、こごみ、山うど、葉わさび、アク抜きしたわらび、うどぶき、きのした(もみじがさ)などから、その時期に採れたものをお入れします。

◆山菜セットB 4,600円(税別)

<内容>

・山菜セット2〜3種類 ✖️ 2パックずつ(2パックの量を1パックにしてお送りする場合もございます)

・アク抜きしたわらび✖️1束

・セリとクレソン ✖️ 1束ずつ

・ふき味噌(150g) ✖️ 1パック

・きくいばあちゃんの梅干し(250g) ✖️ 1袋

※山菜は、タラの芽、こしあぶら、こごみ、山うど、葉わさび、アク抜きしたわらび、うどぶき、きのした(もみじがさ)などから、その時期に採れたものをお入れします。

山菜採り名人のイチロウさん。

文/博多玲子

はな組 公式サイト

「はな組」とは、編集者・博多玲子と、ライター・名須川ミサコの2人で始めた地方活性応援ユニット。地方の魅力を伝えるべく全国各地をまわり、“ニッポンのお宝” と言える美味や手仕事を発掘。それらをイベントやホームページ、ECコンテンツなどで伝えています。

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